2008年12月22日月曜日

Empty Drive


今日は仕事帰りに、映画Pretty Womanでの印象が強い、高級ショッピングストリート、Rodeo Drive(ロデオ・ドライブ)に寄ってみた。オフィスから車で10分程ウィルシャー・ブルバードを東に向うと映画に出てきたBeverly Wilshire(ビバリー・ウィルシャー)ホテルが見えてくる。その真向かいの道がRodeo Drive。
I stopped by Rodeo Drive on my way home tonight. As I drove up on Wilshire Blvd for about 1o minutes, Beverly Wilshire hotel started showing its facade.


カリフォルニアに来てから、クリスマスのデコレーションの少なさにいつも驚く。サンフランシスコもそうだった。シカゴは町の中もショーウィンドーもクリスマス一色だった。(日本はやり過ぎだが。)
Ever since I moved to California, I have been surprised by the fewer Christmas decorations in a town. Chicago was filled with the ornaments and Christmas window displays in this season.
(I think the Christmas decoration in Japan is a bit too much.)



少し見えにくいが、Beverly Wilshireのライトアップ・・・と言うほどの物でもないが・・・。
A Christmas illumination of Beverly Wilshire hotel. Not so impressive...





そして、ブティックはまだ皆営業中だと言うのに、
Boutiques on Rodeo Drive were still open, but





ガラガラのカルティエ・・・
Cartier was empty...



マネキンがさらなる寂しさを誘うプラダ・・・
The manikins look lonely....and they try to look for someone to share the loneliness.




人に邪魔される事なく奥までよく見えるフェラガモ・・・そして、何、この安っぽいディスプレー・・・
I could see the deepest part of Salvatore Ferragamo store without any obstructions...
What a cheap looking show window, by the way.




クリスチャン・ディオールも店内に人影無し。
Nobody was in Christian Dior store.





”あ~ひま!” と伸びをしているかの様なベルサーチのマネキン。
Stretching manikin, "I am bored!'






Georg Jensenの店は個人的にお気に入り。よく見ると分かるが、店内を長く、深く見せる為に
奥に行くに従って、左側の壁を意図的に内側に寄せている。つまり、右側の壁とディスプレーは
皆平行だが、左の壁だけそうではない。
One of my favorite stores, Gerog Jensen boutique. The perspective is distorted to show the store much deeper ( left wall is not parallel to right wall).



今日はとても寒い。更なる寒さを誘うティファニーのディスプレー。
It was a very chilly night...and a Tiffany's display made me feel colder.


昨日の週末に皆クリスマスショッピングを終え、多くの人は既にバケーションに入っているのだろう。
そうだとしても、とにかく哀愁の漂う夜だった。大不況も大きく影を落としている。
Well, I guess most of the people have finished their Christmas shopping in the weekend, and already started taking vacations. Even so, it was such a melancholic night.
The recession must be a part of the reason, too.


Hiroki

2008年12月17日水曜日

クリスマスプレゼント- Christmas Present-

先日、オフィスのドアをノックする音がしたので、
The other day, I heard someone knock on our office door.

「誰かお客様がいらしたのかな?」とそそくさと足を運んだ。
I went to the door with my brisk walk.

セールスや、UPSなどの配達の人はいつも何も言わずにドアを開けて入ってくる。

If it was some sort of sales or a UPS delivery person, they usually come in without knocking.

ドアを開けると、きれいなお姉さんが、ラッピング越しに沢山のカップケーキが入っている大きなかごを持って立っていた。と、その後ろには、見慣れた会社のビルの管理会社のお兄さんも立っている。

When I opened the door, I found a beautiful lady and a gentleman I have seen at our building's management office. I could hardly see her face because of a large basket filled with cupcakes in her arms.

すると、お姉さんが、

The lady said,

「ビルからのクリスマスプレゼントです。」と言ってそのかごを渡してくれた。

"This is for you from us." and handed the basket to me.

私はびっくりして、「ビルからのですか?どうも有難うございます!」
I was surprised and asked them, "From the management office? Thank you!"

と言って、ニコニコしてそのかごを受け取り、またそそくさと内田さんの部屋へ。

Then I brought the basket to Mr. Uchida's office with a big smile on my face.

「ビルからのクリスマ・・・」と言う前に、

Before I even finished saying, "This is from the management office!"


それを見るなり内田さんは「ビルからのクリスマスプレゼントだろ。毎年くれるんだ。」と一言。

He said, "it must be from the management office. They bring something to us every year" and he didn't seem like he was even interested.

当然だが、私の様に驚きはなかった様子。でも、甘い物好きの内田さんは続けて一言、
But, then he who loves sweets said,


「それ、全部俺のだからな。」
"They are all mine!"




もちろん冗談だが。
He was, of course, kidding.

あんまり沢山あるので、家に持って帰らせてもらった。
They were too much to finish at office, so I bought some back home.

アメリカでは、ビルの人がクリスマスプレゼントをくれるんだぁ、素敵だな。
I found it a nice custom that the building management company brings the presents to all the tenants in the building.

なんて単純に思いながら、これはある意味、日本のお歳暮にも似ているのかなと思った。

It may be similar to, so called, "Osaibo" in Japan.

クリスマスカードが、年賀状の役目に似ているように。

Like a Christmas card in this country plays a role of a Japanese New Year card (nen-ga-jo).

国は違えども、年の暮れに「感謝の気持ち」を伝えようとする人の本能は同じなのだろうか。

Maybe it is a common instinct of human beings that everyone tries to show his or her appreciations to other people in the end of a year, all over the world.

しばしば、本能からというよりも、ただの慣習になりがちな昨今だが。

Well, it now tends to be more like a custom than instinct, I think.

Tomoe

2008年12月16日火曜日

クリスマスカード2 - Christmas Card2

さて、今日はランチをある大企業の社長さんと御一緒させて頂いた。
I had lunch with a president of a large corporation today.


2人で話した色々と面白い構想にもう一ひねりをどう加えるか考えながらオフィスに戻った。
On the way back to my office, I was pondering how I could tweak some of the business ideas we discussed during lunch.




オフィスに戻ると、クリスマスカード作りに参加。
I joined my assistant, Tomoe, back in the office to assemble our home-made Christmas cards.


デザイン、プリント、組み立て、全て社内で行った自家製の3Dカード。





この位の大きさで、同じ形の物が沢山揃うと見ていても楽しい。
It's fun to see those same-sized objects next to each other.














カードの受取人に、それぞれ手書きでメッセージを書き込む。

大した内容ではないが、アメリカで一般的によくする、市販のカードに皆でサインだけ


して送りつけるという味気ない物より身近に感じてもらえる事を期待した。


今年お世話になった一人一人を、頭に思い浮かべながらひたすら書き続ける事1時間半。

I am not crazy about simply signing the Christmas card sold in stores, and
send them out to the people who took a good care of us. It is kind of dry to me.
I kept writing one message to each recipient for one and half hours while thinking about each one of them.







メッセージ書きも終盤に差し掛かり、あと数名と言うところで、Tomoeさんが大声で一言!
When my right arm started hurting and almost got through all the cards, Tomoe screamed!





”あ!内田さん!漢字間違えてますよこれ!あ、これも!これも!殆ど全部!”
"Mr. Uchida! Your Japanese Kanji is wrong (your spelling is wrong!)on almost all cards!."


”えっ!!!!!!!はっ?・・・・うそ?!?!?!?"
"W.....wh...what.....? You got to be kidding!!!?? "



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・  ・  ・  ・





アメリカ生活17年。インターネットの無かった1995年以前は日本の友達に手紙などをよく書いたが、今は全てコンピューター・・・。漢字変換も勝手にやってくれるし、日本語の文章を手で書く機会は殆どと言って良いほど無い・・・

It's been 17 years since I moved to the United States from Japan... I used to write a lot of letters to my friends in Japan before 1995, but now there is almost no chance for me to write Japanese sentences by hand because I write everything on my computer... with a spel check function.

恥ずかしくて、間違えた字をここで公表出来ないが、大半を最初からやり直し・・・

申し訳ないやら、恥ずかしいやら・・・。
I can not confess the character I screwed up here...It was a shameful moment...

We had to start from printing the cards again....about 30 of them...




こんな時は、今日ランチをご一緒させて頂いた社長さんから頂いたカレンダー、”世界の美女達”を眺めて落ち着くに限る。カレンダーをめくると、毎月違う美女が現れる。

I needed to nurse my soul for this accident, then I remembered a calender the president of the company gave me after lunch.

It is titled "A World of Beauty"! I can meet 12 different beautiful ladies in a year, and their photos were taken at 12 different beautiful places in the world. They made me relaxed after the hustle I just went through.


僕: ”この子達を見て癒されていたら、きっと仕事中ニコニコしていられるだろうなー。”
I said, "these girls could make me smile even during the harsh working hours."

Tomoeさん:”機嫌が良くなるのなら、是非壁に張っておいてください!”
Then Tomoe said, "Please pin them up on the wall so that we will not have to deal with your temper!"

ごめんなさい、社長さん。折角頂いたカレンダーをバラバラにしてしまいました。

I disassembled the calender...I am sorry, but

彼女たちは今、立派に僕の会社に貢献してくれています。

They are working very hard on the wall of my office and contributing to our company a lot.

Hiroki

2008年12月14日日曜日

Translation - 翻訳

We have found that people in 33 different countries have visited our website. Since our website is written only in Japanese, we assume that those who don't read Japanese experienced frustrating times.

Now, we have added Google Translation Tool on the right hand side of our website.
This tool is not capable of providing a perfect translation; however, it probably helps you give you an idea of what we write in our article. Sometimes, it may even be enjoyable to read the funny translation.

We are hoping that our blog becomes a tool to communicate with the people all over the world, and hopefully even work together in the future.

Please feel free to send us your comments. We enjoy being connected with you.



日本語

幸運にも我々のBlogは今までに世界の33カ国からアクセスを頂きました。しかし、全て日本語で書かれている為、内容を理解できずにフラストレーションを感じたり、読めないと分かった時点で立ち去った人も数多くいると思われます。

この度、Google Translation Toolをページの右側に設置しました。残念な事に、完璧な翻訳を提供してくれる物ではありませんが、文章の内容をある程度理解する事は可能と思われます。おかしな翻訳が逆に読んでいて面白いかも知れません。

このBlogを通して世界中の人達と繋がる事が出来、色々と情報交換をさせて頂ければ幸いです。

是非お気軽にコメントをお書きください。

Hiroki

2008年12月13日土曜日

FWY5

昨晩(金曜日)は1年で1番道が混雑する日だと帰り道に車のラジオで聞いた。 クリスマスパーティーなどが多く催されたり、ガソリンの値段が下がったのを機に遊びに出かける人が多いからだそうだ。しかし、少し前まで1ガロン$4以上だったのが、今は$1.70前後。物凄い差だ。

昨日は満月で、”月が15年に一度地球に最も近づく日だ!”とラジオのアナウンサーが一生懸命熱く語っていた。いつもより大きく、そして明るく見える!見逃すな!皆天文台に殺到しているぞ!



と言った後に、



”でも、普段に比べて15%程大きく見えるだけなので、肉眼ではあまり分からないでしょう。明るさの違いも特に分からないと思います。でも、周りの誰かが普段より大きく明るいと言うと、それを聞いた人達は、本当だ!普段より大きくて明るい! と思うので、大きく明るく見えるでしょう。”




・・・なんだそりゃ・・・。



それで、あんたが一生懸命熱く語っていたのか。



フリーウェーは渋滞でかなりのろのろ運転だったので、15年に1度なら、と思いカメラを取り出し写真を撮ってみたが、肉眼でも違いの分からない程度の物は、写真では ”全く” 分からなかったので苦笑いしながら削除した。


その代わりに他の物を撮ってみた。
運転中なのでスクリーンを覗かずに、シャッターをおしただけだが。



メーター。針だけが動いている画像を撮りたかったが、皆ぶれてしまった。

シャッターを数秒間開いたままにして、意図的にカメラを動かして撮った外の風景。

これは、よくある感じの物。

最後に、あまり見る事のない角度から見た映像。


Hiroki

2008年12月10日水曜日

クリスマスカード

さて、もうそろそろクリスマスカードを送り始める時期になった。

もちろん、これも自分たちで作る。

Erikaさんの机の上に散乱するサンプルの数々。

こういうデザインのエクササイズはとても有意義な物で、とかく固く考えがちな建築物を違う視点から見てデザインするための柔軟性が身に付く。

と、勝手に思っているが、皆が楽しんでくれているかどうかは定かではない・・・。




最終的に、この方向性で決まった。もちろん、これだけではない。
続きは、また後日。





クリスマスカードをデザインしながら、ふっと思った。

”こんな事してないで、営業にでも行ったほうが良いんじゃないの・・・・?”

一瞬手を止めたが、その10秒後、

”いや、きっと格好良いカードをもらった人が周りの人に見せ、気に入ってくれた人から
仕事の話が来る!”

と自分を正当化して続けた。



もちろん、ちゃんと仕事もやってます。

こちらは、今やっているプロジェクトのコンセプト模型を、スタディー用にダンボールの中に
作った物。さて、ここから何が生まれることやら。




今、午後9時30分。6:30PMからミーティングがあったので、遅くなってしまった。

夜のオフィスは静かで、嫌いではない。

Hiroki

2008年12月7日日曜日

デザイン・プロジェクト

最近日常の事ばかり書いていたので、今回は少し進行中のプロジェクトについて。

LAのダウンタウンに年明けと共にオープンするカフェ用のMetal Flowerの製作を始めた。
これを6コ作り、天井から吊るす。色々な形や作り方を試して、この形に落ち着いた。






LAから南に約40分。オレンジカウンティーにあるサロンのプロジェクトは、レイアウトを10種類程試し、最終的に一つのすっきりとしたプランに落ち着いた。ここのサロンでのコンセプトは、壁に工夫を凝らす事。透明感や模様など。そして、コストをアイデアで抑える事。

もちろん壁紙を張ったり、絵を書いたり、最初から透明のマテリアルを使用すればそれなりの格好良い物は出来るだろう。


我々はそれでは満足しない。なぜなら、それは僕等でなくても出来るから。


そして、いつもの実験がオフィス内で始まった。

今回はペンキの種類と混ぜ物で遊んでみた。

まだ完成はしていないが、段々と面白いものになりつつある。





最後に、この前皆で作った青い電気を吊るしたオフィスで仕事をするYusuke君。


目が悪くなるから普通の電気にしようと言ったのだが、彼は青がお気に入り。ちょっと怪しいが、時々日常と少し違う雰囲気の中に身を置きたいという想いは、誰もが持っている願望だと思う。


Hiroki

2008年12月1日月曜日

Eileen Grayの本

Thanksgiving Dayの連休最後の昨日は、とても天気が良かったので近くの大きな公園へ。
午後1時過ぎ。
子供連れの家族が2組。広々とした公園には他には誰もいなかった。

Eileen Gray (アイリーン・グレー;1878-1976)というアイルランド出身の女性のデザイナーがいる。曲線と直線を微妙な混ぜ方で綺麗な物を作る。時に非常にゴージャスに、時にシンプルでモダンに。Art Deco(アールデコ)と呼ばれるスタイルの先駆者だと思う。

昔からこの人が好きで、随分前にある一冊の本を買った。







時間があると、この本を本棚から引っ張り出し眺める。殆ど内容は読んでいない。

写真と字体がとても気に入って買った。本の厚さも良い。

眺めているだけで、とても心地よい本。




芝生の上に敷いたシートの上に横になりながら、気に入った本を眺めていた
とても穏やかな日曜日だった。


月曜日から始まる嵐の前の静けさ・・・

Hiroki

2008年11月27日木曜日

今日思うこと

今日はThanksgiving Day。アメリカの殆どの会社は4連休。
朝から雨が振っている。

TVを付けると、ニュースではインドのムンバイで起きている同時多発テロの映像。
インターネットの写真では、どこかの建物の床に出来た血溜りと、頭からつま先まで白い布で覆われて地面に並べられた死体。

7年前に起きたNYの同時多発テロを思い出した。あの1日前、ワールドトレードセンターの最上階に近い階にあったAONコーポレーションの改装プロジェクトが始まる為、当時勤めていたSOMのシカゴオフィスで机に腰掛けながら、同僚とAONオフィス内の写真を見てデザインについて話し合っていた。
長細い長方形の窓の外に、マンハッタンが広がっていた。

その次の日の朝早く、SOMのNYオフィスからAONを視察に行ったプロジェクトマネージャーは、そのまま帰って来る事はなかった。

シカゴは次に狙われると言う事で、ダウンタウンは閉鎖され、
”慌てないで非常階段を使用してビルから外に出て、町から離れて下さい。”
と社内放送が流れ、25階から階段を使って外に出、タクシーでダウンタウン内にあった家に戻り、車で郊外の友人宅へ避難した。

シカゴの町中には半旗が掲げられた。
ビルから60度程の角度で突き出しているポールの半分の所で止められたアメリカの国旗。
悲しみに絶えながら、胸を張って立っている人の様に見えた。
仕事帰りのバスの中からそれらを見ながら、どうしても感情的にならずにはいられなかった。



それから4年さかのぼり、1997年、シカゴで学校を卒業後、Gary Lee Partnersに就職したが保守的な白人社会の中で仕事も言葉もついて行けなく、ただ黙って机に座っているだけだった頃、当時50歳手前だった副社長のスコットにランチをしながら色々話を聞いてもらった。

彼はいつも何事にも動じず、細かい事も気にしない。
彼に尋ねてみた

”どうして貴方はいつもそんな風にドシッと構えて居れるのですか?”

彼は言った

”どうしてかって?私はベトナム戦争に行ったんだよ。昨日まで笑っていた友人達が、次の日、目の前で血を流して死んだ。それに比べれば、大抵の事は屁とも思わないよ。”





一昨日、ある仕事関係の人と夕飯を共にした。僕より7歳年上で、男前な上に礼儀正しいその人と初めて会った時、出来すぎた話し方や考え方を聞いてビジネス用の話方や内容だなと思った。

きっとお酒を飲みながらカジュアルに話したら、色々と打ち解けてくだらない話も出てくるだろうと思い,夕食を共にしてもらった。

食事もお酒も進んだ頃、その人がある会話の途中にさりげなく言った。

”僕、8年前に奥さんを病気でなくしてるんですよ。”

自分の目の前で, 一番近くにいた人が急に動かなくなる。それを機に、いろいろな価値観が変わったと言われた。そして、それが僕が抱いていた彼に対する多くの疑問を一瞬で解決した。




今は午前11時半。

何か今日はあまり活動的な気分じゃない。

少し沈んだ気持ちとは裏腹に、求めてもいないのに窓の外には日がさして来た。




Hiroki

2008年11月24日月曜日

最近

”社長室改造計画”
最近あっと言う間に1週間が過ぎてしまい、社長室の改造をしている時間が無い。ミーティング、デザイン、マーケティング、やる事が多い。先週も金曜日に

”あ!今日、金曜日じゃん!改造してないぞ!”

と叫んだが時間が無く、叫んだだけで終わってしまった・・・。


”アメリカ”
話は変わって、ご存知の通りアメリカ経済はガタガタ。昨日まで政府が$700ビリオン(billion)=67兆円の救済処置を進めていたが、今日、その金額は$7.7トリリオン(trillion)=740兆円 まで上げられるとラジオで聞いた。トリリオンって・・・何?という位の数字。高校の時、英語の授業で一度だけ書いた事が有るぐらいだ。

金融大手City グループも救済が必要になった。で、救済に使われる金は、国民の税金。それなら、国民にCityグループの株を配ってくれても良いのでは?



”プロジェクト”
先週からまた新たなプロジェクトが動き始めた。今度はネール、フェイシャル、ヘアーを備えたサロン。最近スパや美容関係のリテールの話が多い。今日は皆でスペースプランの研究。人を綺麗にする場所をデザインするのは面白いし、新しいビジネスを展開する人を精一杯応援させてもらおうと、皆で遅くまで色々研究した。


”帰り道”
帰り道に高速を走っていたら、BIMBOというパン屋のトラックが走っていた。BIMBO(ビンボー)。
縁起の悪い名前・・・。

韓国料理を食べに行くと、お勘定と一緒にガムをくれる。そのガムを作っている製菓会社の名前はHAITAI(歯いたい)・・・。いつも食べるのを躊躇する。

Hiroki

2008年11月21日金曜日

Honey Toast

11月11日。Veterans' Dayに内田さんと、内田さんのお知り合いの方に仕事帰りにお食事へ連れて行ってもらいました。





そこで、何ともおいしそうなネーミングのデザートを注文。








Honey Toast















携帯の大きさと比べてもらうと一目瞭然ですが、




でかい!!!





こんなに大きなものが出てくるとは思わず、運ばれてくるなり皆でびっくりしました。


お知り合いの方は甘いものが苦手らしく、これを見るなり「こんなものを注文したの?」
と言わんばかりの驚きの表情。



内田さんは、意外と?見かけと違って?かは分かりませんが、大の甘いもの好きなので、
私と一緒にトライ。




流石に全部は食べられませんでしたが、残りは次の日のランチのデザートとしてもって帰りました。







食べ物関係ブログ担当。

Tomoe
 

2008年11月17日月曜日

山火事

LA近郊で山火事がまた多発している。乾燥して、暑く風の強い日には毎年の様に起こるらしい。去年は自分の家の側も燃えていて、空から灰が雪のように降っていた。

自然発火という言葉をたまに聴くが、ニュースを聞いていると放火や不注意に寄る火災の発生が多いようだ。

南カリフォルニアは気候が良く、自然も多い。山の上に住むと、景色も良く、場所によっては遠くに海が臨め毎日部屋から海に沈む夕日が見えるなどという最高のエリアだが、この火事や地震が怖い。

フロリダなども、ちょっと蒸し暑いが海の側で陽気な暮らしが出来るが、毎年来るハリケーンが家をまるごと壊してしまう。学生時代のクラスメートの一人がフロリダ出身で、
”屋根がそっくりそのまま全部飛んでっちゃったの!”
と言っていたのを覚えている。

何処に住んでも良し悪し。



日曜日に家の側を車で走りながら撮った写真。
映っているのは、雲ではなく、全て煙。







火災とは関係ないが、この前帰りにLAのダウンタウンの側を通りかかった際に見た景色。
大きく明るく光っているのは、満月。

車で走りながら携帯電話のカメラで撮ったので、映りは良くないが撮らずにはいられなかった。


Hiroki

2008年11月14日金曜日

宏樹の部屋 (社長室改造計画):第2週目

社長室改造計画の第2週目。

部屋の中にただの白い壁がある。それはそれで周りのものを引き立たせるので良いのだか、
何かモダンな装飾が出来ないかと思い、花を飾ることにした。



まず、花瓶を作る。
ビーズなどを収納する為の透明なプラスティックの筒を買ってきた。


その先端近くにドリルで小さな穴を開ける。


一緒に買ってきたバネを伸ばす。


バネの片方を筒に取り付け、反対側にフックを付ける。
これで完成。とても簡単。


出来上がりを見て、これは自分の部屋にだけ飾るのはもったいない、と思い
TomoeさんとErikaさんの机の横の壁に飾る事にした。



入れているのは白い造花なのでちょっと物足りないのが残念。
来週、オレンジの生花を買って来ようと思う。


でも、ちょっとした趣が感じられる。









と、ここで気がついた・・・。また今週も社長室が改造されていない・・・。

しまった・・・

Hiroki

2008年11月10日月曜日

ハンティントン・ビーチ

昨日は朝から夕方まで、友人一家の引越しを手伝った。この友人は以前クライアントだった人で、今は一緒に飲みに言ったりするお付き合いをさせて頂いている。

LAから南に約1時間。サーファーのメッカ、ハンティントン・ビーチという海に面した町がある。とにかく砂浜がどこまでも続き、日没時には海も空も真っ赤に染まる。この友人の以前の家は、この海から歩いて3分。サーファーの彼にとってはこの上ない立地条件だった。

住んでいる人はとてもフレンドリーで、彼の住んでいたアパートではいつも玄関のドアは開けっ放しで、同じ建物に住んでいる住人たちが、”おい、サーフィン行こうぜ!” と顔を覗き込ませる。ドアの作りも面白く上下がバラバラで、下半分を閉めて上半分を開いておくことも可能。ビーチ・シティーならではの環境だった。



レストランや店が建ち並ぶMain Street。地元の人と観光客が入り混じる場所。

赤く見える屋根が、ピアーの先端にある建物。



やしの木がどこまでも続く。

この友人宅に行くと、そこに車をおき、そこからよくカリフォルニアの映画に出てくる様なしゃれた自転車でMain Streetに飲みに行く。
”内田さん自転車似合わないっすねー” と笑われる。

何にしても、今日は体が痛い・・・。思い通りに体が動かなく、冷蔵庫の中を覗き込んだ後に立ち上がろうとして頭を冷凍庫のドアの下にぶつけたり、さっきは自分のオフィスのドアを抜けて、右に曲がろうとしたら戸口に肩をぶつけた。

つまり、頭では完全に通り抜けているつもりなのに、体がまだそこにあるというおかしな現象に悩まされている・・・。

Hiroki

2008年11月6日木曜日

ショッピングモール IN アメリカ

ミーティング続きで明日の "宏樹の部屋” を今週は実行出来ない為、代わりに昨日の出来事を書こうと思う。

日本でショッピングモールを作る際、アメリカをお手本にする場合が多々ある。昨日まで、日本から20名程の視察団がいらしていた。1年半程前からお付き合いさせて頂いている、日本の大きなインテリア企業の方にお誘いを頂いたので、図々しくお邪魔させて頂き、LA近郊のショッピングセンターを観光バスで見て回らせて頂いた。

普段、ショッピングセンターに行っても普通に買い物をしてしまうので改めて考える事はなかったが、ガイドをされていた、まるで ”ショッピングセンター辞典” の様な人の話をバスの中で聞いていると、あまりの奥深さに驚かされた。

5箇所ほど回ったが、中でもとても気に入った場所は Victoria Garden(ビクトリアガーデン) という、LAからラスベガスに向う途中のハイウェイ15番沿いで、山の麓にあるまるで町のようなショッピングセンター。色々説明するより、写真を見て楽しんでもらった方が良いと思う。ショッピングセンターと言うのは、そういう所だ。


アウトサイド・モールで、建物一つ一つが違う。

車が中を普通に走っており、メーターパーキングまである。でも、ここは町ではなく、ただのショッピングセンター
タクシーまでいる・・・見えている建物一軒一軒が店舗。
店舗が入る写真撮影を禁じられる場合が多々あった様なので、全て隠し撮りしている。
道に名前がついている。

Anthoropologyというアパレル店。とても雰囲気の良い外観。

山脈がバックグラウンドとなり、とてもすがすがしい。
植木は、成熟した木を最初から入れた為、通常のコストの4倍かかったそうだ。ここが出来上がった時点で、まるで随分前からあるような雰囲気を作り出すための工夫。
川も流れている。この様に、ただ買い物に来るだけではなく、環境を提供するショッピングセンターを
ライフ・スタイル・センターと呼ぶらしい。ディベロッパーは、この川をもっと長くする為に、目の前のデパートメントストアーを取り壊したそうだ。
macy's もあるが、この様な大型デパートメントに売り場面積を多く持っていれば良い、という時代は終わりを告げた。

熊もいる。いや、本物ではない。

Outdoor Worldという店の店内。写真に納まりきれないほど大きな店舗だった。

これはほんの入り口。 とにかく広い・・・



ライフスタイル・センターの中には、図書館や行政機関まであり、まさにその町に住む人々の生活を支え始めている。もはや、買い物をするだけの場所ではない。ここは、土地を切り売りしている為、まだまだ広がる。そして、周りには住居が次々に建設されており、この憩いの場を中心に、町が広がって行く。

建築的にはここの建造物の多くはハリボテの様なので、ラスベガスの作りを思わせ個人的には町の中心としては相応しく思えない。あくまで、ディズニーランドの様な感覚で、遊びに行く場所としての存在が好ましく思える。

Hiroki

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