2008年10月2日木曜日

LA Downtown

今日はLAのダウンタウンでミーティングがあったので、行ったついでに最近どんどん変貌を遂げているLittle Tokyoと、そのとなりのArtist District (アーティスト区)に行ってみた。また、帰りがけに通ったその他の場所も紹介してみようと思う。

LAのダウンタウンはニューヨークやシカゴと違い,近寄り難く、汚い上に危険というイメージが付きまとった。僕のオフィスも、1年前に郊外からLAに移す時にダウンタウンの物件も見たが、遅くまで働いた後に、暗い中、自分自身外をあまり歩く気になれなかったのと、アシスタントの子達の安全を考えて断念した。

3年ほど前から大開発が始まったダウンタウンは、古い建物の中を改装してロフトアパートとして貸し出したり、新しいコンドミニアムを建てたりと、今でも建築ラッシュ。ただ、スーパーマーケットなどのインフラストラクチャーが揃い、中心エリアがもう少し安全になり本当に落ち着くまでにはまだ2~3年ほどかかると僕は思っている。

中心部から5分ほど東に外れたLittle Tokyoエリアは凄いことになっている。新しいコンドミニアムが次から次に建ち、この地域の一家の平均年収は$150,000(1ドル100円で計算して1500万円)と聞いた。ホームレスなどに囲まれていた寂れた地域という印象から脱却し始めている。1年前よりも確実に賑わっているし、今度はそこに電車の駅ができ、大規模な高層コンドミニアムとリテール街(商店街)が出来る。

Little Tokyoのコンドミニアム群



そして、その更に東の、さらに立ち入るのに勇気が必要だったアーティスト・ディスとリクトは、今新たなレストランやカフェが進出し出しているようだ。これからは、この地域の開発もどんどん進むだろう。

アーティスト・ディストリクトの壁画

アメリカは世界を巻き込みながら、サブプライム問題で経済が大混乱中。でも、人口の増え続けるカリフォルニアはまた数年後には土地の値段が上がりはじめるだろう。その時、この辺りはとても手が出せないような値段になると思われる。一度コンドミニアムのセールス・センターに説明を聞きに行ったが、現時点で、Little Tokyoの周りでも2ベッドルームで$600,000(単純計算で約6000万円)だった。

高層ビルが立ち並ぶファイナンシャル・ディストリクト

フランク・ゲリーデザインの、ディズニーコンサートホール

建設中の高層ビルと、LAの渋滞





色々アメリカを満喫した後は、日本庭園のあるビバリーヒルズの権八で一杯。冷えたグラスに生ビールはやはり美味い。

Hiroki

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