場所はLAダウンタウンのOmni Hotel。会場に着くと、思っていたよりも大々的に大変綺麗な会場で行われていたので、少々驚いた。
今回で9回目のこのExpoは、行政機関、銀行、一般企業などがこれからアメリカでビジネスを始めるアジア人を応援する事を目的で毎年行われる。それ故、訪れる人の殆どがこれからビジネスオーナーになろうとしている人。中国、台湾、タイ、韓国、フィリピン、マレーシアなどなど、数多くの国の人が訪れた。出展者は英語の他に最低一つのアジア圏の言葉を話せなければならないという決まりがあったのは面白かった。徹底された趣旨の基、英語以外の言葉でもビジネスセミナーが行われた。
写真は、終わり間際なので人がいないが、かなり多くの人が訪れ、温かいコメントを皆様から頂いた。用意した会社のパンフレットの山も、僕の箱いっぱいの名詞も底を尽きる寸前で、皆で”なくなったらどうする?”と、どきどきしていた。
公共事業受注に対して、ガス会社、LAXを含むLA近郊の空港、港、などの担当者と面接の機会を与えられ、Small Businessに対するアドバイスを受けることも出来た。カリフォルニアはSmall Business、Minority Business (白人以外のビジネスオーナーの会社)、Women Own Business(女性がオーナーの会社)に対し色々と援助の手を差し伸べており、公共事業の場合それらの会社をある割合で使わなければならないと決まっている。
アメリカに永住目的で住んでいるアジア人は皆本気でビジネスをしており、それを助けようと周囲がバックアップしてくれる。中国人、韓国人に特にそれをとても感じる。LAの韓国街は建築ラッシュだし、新たなビジネスを開く人に対して皆個人的にどんどん投資してくれるという話も聞いた。投資する事により自分の投資家ビザを得ることが出来るので、それが大きな目的の一つらしいがそれで結構だと思う。日本食レストランが買いあさられてしまうのも、納得が行く。LAの日本人も、もっと皆で助け合いながら活性化を図れればよいと思うのだが、分散されている感じを強く受ける。
今回のこのExpoで、我々のLAでのビジネスに対する考え方にまた変化が生まれ、次のステップへの足がかりが見えてきたと思う。
最後に、Tomoeさん、Yusuke君、お疲れ様でした。
Hiroki
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