2008年8月20日水曜日

昔の写真

今日、ある記事を読んでいたら、1996年の日付がついていた。
1996年というのは、ついこの前だと思っていたら、既に12年も前のこと。



そう言えば、アメリカに来て5年経ったその年、ウィスコンシン州立大学のプログラムに参加し、3ヶ月間だけだがパリで建築を学んだ事があった。オフィスに当時の写真があったので引っ張り出したところ、


”え~すご~い!”と皆が寄ってきた。


お、自分の行った事の無い場所に興味を持ってるな。よしよし、何にでも興味を持つのは良い事だ。


と思っていたら


”内田さんがわか~い。”


・・・・


更にえりかさんが


”何かへ~ん”


と言って大笑いを始めた・・・



自分の机に戻り、携帯電話のスケジュール帳の明日の欄を開いて


「9:00AM 全員解雇」 。
冗談はさておき、何枚か紹介してみる。
当時教会建築や著名な建築家の作品を毎日のように見せられ、少々疲れていた。
建築とは何か?デザインとは何か?
建造物の根源の様な物が見たくなり、イギリスのストーンヘンジへ向った。どの様に作られたのか謎で、どこからこれらの石が来たのかも分かっていない。もしかしたら宇宙人が何かの印として作った物なのかも、とワクワクしながら駅で降りると、そこからストーンヘンジがある野原へ続くトンネルの壁にとても大きな壁画でどこから、どの様にして、どの川を通って運ばれてきた石か、3歳児でも分かる絵で説明されていた・・・。大変ショックだったのを今でも覚えている。




この写真はモネが住んでいた家の庭にある睡蓮の池。この池を彼は描いたと伝えられている。




名前は忘れたが、ドイツの教会のエンジェル。姿勢から、このエンジェルの清らかさが伝わってきた。



ロダンミュージアムの地獄の門。この写真は扉の下から上を見上げて撮った物。彫刻が飛び出しており、ドア全体で物を語っている。

色々な物が簡素化され、情緒と言うものが省略されてきている今日、この様な物に時々触れる事の大切さを個人的には感じる。
Hiroki

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