2011年7月25日月曜日

人工の石

ここ最近プロジェクトでタイルを使う事が多く、よく石のショールームに行く。

やはり本物の石は素晴らしくついつい触れてしまうのでいつも手が真っ黒になる・・・
セラミックタイルやポーセリン等の人工の物も多種多様な製品があり、見た目も品質も良い物が随分増えた。

簡単に言うと、セラミックは粘土質の土に混ぜ物をして作った物で、そのままでは水が浸透してしまう為glaze(グレーズ)というコーティング作業を行う。この一番上に来る層に、色や模様を着ける。

ポーセリンは基本的に砂の粒子を圧縮して焼いた物。圧縮率が高いため、かなり水は浸透しにくい。元々は表面から中身まで同じ素材だったが、最近はこちらも一番上の層に色や模様を加えている。硬さはポーセリンの方がセラミックより硬いが、加工がしにくいという難点もある。

値段はどちらも似ているので、床や壁などに使用するものであれば好きな色やテクスチャーを選べば良い。タイルのアウトレットに行けば、下は$1/SF (約30cm x 30cm)前後から上は$10/SF前後まで見た。もっと高い物もきっとあるだろう。

まぁ、個人的にはあまり高くなってくると、余程気に入った物が無い限りは本物の石を買うと思う。


こんな綺麗な石も、実は人工の物。




裏を見れば一目瞭然。


 これは本物の石。


裏面までもちろん石(削っていない状態)。



環境に優しくと言う事で、こういう物も出ている。
木の板に見えるが、これはプリント。


実は人工のタイル。

賢く利用すれば、手入れの殆ど要らない仕上げ材として大変有効。ただ、勿論本物の石の質感や表情、木の温もりなどは省略されてしまう。

セラミックやポーセリンには自然の石には出せない、面白いテクスチャーやプリントなどが色々とあり、遊び心のある空間を作る際にはとても役に立つ。

用途や予算によって使い分けるのが良いと思う。

Hiroki

2011年7月22日金曜日

今日のオフィス

今日は朝7時から現場を確認しに行って、その後もずっとバタバタしていた。

今は午後6時。忙しない時間が終わって、やっと少しのんびり出来る。
静かなオフィスは好きだ。

オフィスの両側の扉を開けておくと、風がゆっくりと通り抜けて行く。





そして、今までに2回程、猫も通り過ぎて行った・・・



何故か駐車場はいつも猫だらけ。
日本では道端であまり見かけない物をアメリカではたまに見る。普通にウサギやリスがいたり、道路の植え込みで昔はよく大量の蛍も見た。量が多すぎてあまりありがたみは無かったが。
オポッサムと言う顔の白いでっかいネズミみたいな奴も出るし、オフィスの周りでは背中に黒い線の入ったスカンクがよく目撃される・・・

入り口のドアの前の花壇のハイビスカス。カリフォルニアっぽい。



今日は金曜日。これから少しオフィスでミーティングして、その後、会食がある。
行き先はお気に入りのSHIN と言う沖縄料理屋さん。ここのゴーヤの天ぷらは自分の美味しいものリストに入れてあるので楽しみだ。

Hiroki

2011年7月12日火曜日

アメリカ独立記念日

先週の7月4日はアメリカの独立記念日だった。熱いからあまり気が進まなかったが、恒例になっているので、ラスベガスの母親を訪問した。

こういうヨーロッパ風なレジデンシャルのこてこてのデコレーションは、やっぱり自分には上手く出来ないな、と来る度に思う。女性の方がこういうのは上手い。







暇だったので、近くのカジノへ行って$20をスロットに10秒で飲み込まれ、その後ゆっくりと涼しいロビーで休憩。



ストリップにあるマンダレーベイにもちょっと行って来た。

ここの水族館は個人的にはお気に入り。小さいのでだらだらせずに回れる。今回で2度目だが、生まれて初めて見たノコギリザメが忘れられず、もう一度見たかった。



レストランのAureoleにはガラスの塔があり、中がワインセラーになっている。この中をワイアーで天井から吊られた美女が上下してワインを取ってくれる、というラスベガスらしい演出。LINK 実際にはまだ見た事ないが。少し前までは壁に穴が開いていて、そこから中の様子を伺うデザインだったが、客引きの為に外に小さなラウンジを作ったので、壁ごと取り払われ中の様子が外から良く見える様になっていた。ここも不況かな。


日本のスーパーポテトがデザインしたSTRIP STAKE。数年前に出来て直ぐに行った事があるが、デザインがどうこうより、料理の値段が物凄く高い上に口に合わず、とても残念な印象を持ってレストランを後にしたのを今でも覚えている。



4日の夜はそこらじゅうで花火が上がる。まぁ、日本の花火大会で見る本当に音や形に拘った花火職人が作るものに比べたら、アメリカの花火はなんてことないが、それでもお祝いだから見る価値はあると思う。

ハート型。



庭から花火を見た後に家に入り、テレビをつけるとニューヨークのハドソン川に浮かぶボート数隻の上からシンクロナイズされた大量の綺麗な花火が打ち上げられているのを見て、
それでやっと満足した。あの花火は凄かった。不景気?誰が?という感じ。YOUTUBE LINK




5日の夕方にLAに戻ってきたが、やっぱり家が一番。


Hiroki

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