昨日の某電気メーカーさんとのミーティングで、我々が望んでいる空間を作り出す事が少々難しい事が判明した。内容はまだ公表出来ないが、今までその環境下でテストした事が無い、やってみないと判らない、難しいでしょう、という事で、終了した。
とても皆協力的で助かるが、コスト的にも大きな問題がある上、営業してから問題が頻繁に発生すると困ってしまう。
日本で言われる ”難しいでしょう” は、
”It's so difficult, but possible." ではない。
"It's not possible." を示す。
数年前に、”難しいのは判ってるけど、出来るの?出来ないの?”と聞いてしまった時に学んだ。
出来ないとか、判らないと言われるとワクワクしてくる。
”マジで?絶対?” とすぐに思ってしまう。
考え方や視点を変えて、もっと効果的で面白い物が創造できないかと頭がグルグル回りだす。色や形ではなく、僕にとってはこの部分が ”デザイン” の大きなポイント。今回はさらにこれで数百万円浮かせる事も視野に入れている。
アメリカにいれば、直ぐに面白い材料探しにホームディポーやIKEAに飛んで行くのだが、今回は渋谷の東急ハンズに。この辺りを歩くのは何年振りだろう。
そして・・・道に迷う・・・
しかしここは渋谷。かわいいショップの店員さんに道を聞くなど出来ない。田舎者に思われてしまう。ここはひとつ、日本語があまり話せない外国人の振りでもするか?アメリカではタイ人にたまに間違えられるし・・・
”すいません。東急ハンズ、どこでしたっけ?”
結局、工事現場で交通整理をしていた優しいおじさんに道を教えてもらった。
”どこですか?” ではなく、”どこでしたっけ?” と、前に行った事がある事を小さくアピールしながら・・・。
階段を昇ったり下ったり、他の階から持ってきた商品を照明機器コーナーで勝手に色々試したり、時間を忘れて3時間半歩き回った。
ん?どの階でも視線を感じる。
気が付くと、スーツ姿の店の人が遠目からずっと見ている。
盗まないって、こんな物・・・
おたま。
プラスチック製の装飾品。
虫眼鏡のレンズ。
来週の月曜日に、これらをショールームに持参してテストする。
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