2013年3月1日金曜日

ビジネストリップ to Taipei

2泊3日、いや、実際には飛行機の行き帰りで一泊ずつしているので、4泊3日の台湾出張から一昨日帰って来た。5年ぶりの台湾。

LAから香港まで15時間。乗り継いで台湾へ。待ち時間も入れると17,18時間の長旅。
香港インターナショナルエアポートは、イギリスの著名な建築設計会社、Foster + Partners (LINK) が手がけた物。通常、ターミナルはただでさえ長いのに天井に直線を使った空港が多いが、ここは三角形の幾何学的な模様が作り出すアーチの中を歩く。長さを少し忘れさせてくれる上に、幾つもの尖った形が作り出す柔らかいアーチが整然とした感覚を与えてくれる。




台湾に着いたら、取引先の人にまずランチへ連れて行ってもらった。
1日200食限定のラーメン?うどん?小さな店内は満席で、昼過ぎにはいつも売り切れになるらしい。味は、素朴でさっぱりしていてまぁまぁ美味しかった。



ホテルからの風景。南の島なので、やしの木が街中に目立つ。



ちょっと休んでから、上海から来たお客さんも交えて夜の会食。名前は覚えていないが、有名店らしい。ここを訪れた台湾の有名人らしき人の写真が沢山貼ってあったり、日本人を乗せた観光バスが泊まったりしていた。味は、まぁまぁ。



その後、ランタン祭りをちょっと見学。旧正月の後の祭りで、これが一番盛り上がると言っていた。






なぜかドラエモンやゲームのキャラクターなど、あまり歴史と関係の無いランタンばかりで、正直 ”う~ん・・・” という感じ。もっと歴史上の人物や建物のランタンを作れば良いのに、と思いながら横を見ると、上海から来たお客さんも同じ表情。




次の日は朝からミーティング。しかしここはスクーターが多い。物凄い多い。いや、本当に凄い多い!信号待ちしている時など、まるでバイクレースのスタート地点の様。よく接触して事故を起こさないな、と感心してしまった。国が狭いので、車で街中を移動すると駐車に困る事が多い、と言っていた。


警察もスクーター。丸い赤と青のライトがかわいい。



夜は山の上の温泉街、北投温泉へ連れて行ってもらった。いや、連れて行かれた。そこで食べた海鮮のぞうすいはとても美味しかった。が、



その後、温泉へ。

日本で高校を卒業後、アメリカに来てしまったので、最後に温泉に入ったのは高校の卒業旅行でスキーに行った時。当時は普通にタオルを巻いて隠したまま湯船に入っていた。アメリカではスパの様な所に行ったら必ず水着は着ている。しかしここは台湾。う~ん、嫌な予感が。


的中・・・。更衣室でどんどん脱ぎだす二人の台湾人と一人の中国人。露天風呂へ向うと、今まで見たことの無い刺激的な風景。あっちにも、こっちにも、特に興味は無い上に、出来れば見たくない物が沢山。人と話をする時に、あれだけジッと目だけを見て会話したのは初めてかも知れない。皮肉にもお湯は最高。秋田の玉川温泉とここにしかこの特別なお湯は出ないらしく、とても貴重らしい。が、正直それどころではなかった。

昨日会ったばかりの人も交えて、いきなり裸の付き合い・・・ちょっと、無理。早く出たい。

”いつも、ここに来たらどれ位いるんですか?20-30分?” と英語で聞くと、

”うーん、2ー3時間です。でも、今日はお疲れでしょうから1時間半ぐらいにしておきましょう。”

”。。。。。。”

1時間半も、この地獄の様な風景に囲まれた天国の様な湯に浸かっていろと・・・?

”あそこにサウナもあるから、行って来たらどうですか?” と5、6回薦められたが、そこは4畳程の閉ざされた部屋。中には一糸まとわぬ裸の男たちが10人程。

無理です・・・。

浴槽の淵に座りながら、ふと横を見ると、50歳程のおじさんが一人仰向けで寝そべっている。で、なぜかそのまま両足を空高く上げ、右に振ったり、左に振ったり。

おじさん・・・それ反則・・・。


出る頃にはドッと疲れを感じながらも、開放されてホッとしていた。
人生の半分以上をアメリカで過ごしてしまった僕には、ちょっと厳しい環境だった。


最終日の朝、ホテルの朝食は中華料理のバイキングか、和食+洋食のバイキングを選べた。前日は中華料理のバイキングへ行き、種類が少ない上に、半分洋食だったのでがっかりしていた。”折角台湾にいるのに、和食や洋食じゃなー” と思いながらも、ちょっとレストランを覗いて見ると、びっくり。中華のバイキングなんて比じゃない程の豪華さ。きっと、海外からの観光客は食べなれた物を食べるから、集客用に豪華にしているのだろう。

普段はパンとヨーグルトぐらいしか朝は食べないのに、この日はご飯、味噌汁、なっとうx3皿、大根サラダなどを食べた後、洋食へ。

クロワッサン、フレンチトースト、ベーコン、ソーセージ、ポテト、グレープフルーツジュースにコーヒー。

生き返った気がした。



去年日本に長く帰っていた時にも思ったが、いくら美味しい和食でも、そればかり食べていると飽きてしまいアメリカのハンバーガーの様な大胆な味が食べたくなる。中華料理も同じだった。

最後に、お土産にもらったアーモンド入りのちょっと甘い豚肉のスナックをさっきオフィスで開けてみた。

誰か、ちゃんと日本語に翻訳してあげて・・・”アーモンド豚肉ペーパー” って・・・


原材料の”昔ながらの醤油” の原材料が気になって、今晩はなかなか寝付けなさそうだ。

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