2011年9月28日水曜日

Photo from Greece

ギリシャから写真が送られてきた。2週間もの間ヨーロッパ旅行に出かけたピーターからだ。
先日スカイプでチャットした時は、”今日はドライブして小さなビーチを回って泳いできたぜ~。こんな綺麗な水、見たことないな~”

と言っていた。

”写真は今借りてる家からの風景さ” だと。


こっちはここ何年もバケーションでまともな旅行なんてした事もない。ラスベガスはたまに行くが、大体いつも親に会いに行くのが目的だからバケーションとは思えない。

むかついたから、帰って来た次の日から2日続けて、丸1日かかるミーティングをシカゴで入れてやった。

10月はかなり忙しくなりそうだ。アメリカは、11月の終わりのThanks Giving Day(感謝祭)の休みから年明けまではホリデーシーズンに突入するので、とても動きが鈍くなる。それまでに、今クライアントの承認待ちのプロジェクトが幾つか戻って来るのと、新たなプロジェクトが入るだろう。

忙しいのは構わないが、今年もあとたった3ヶ月で終わり、また年を取ることがとても気になる。
止められないのか、これ?

2011年9月24日土曜日

STOP HUNGER

オレンジカウンティーにあるSouth Coast Plaza(サウス・コースト・プラザ)という大きなショッピングモール内を歩いていたら、こんな物を見つけた。以前LAでも見たことがあるが、建築設計会社やデザインスクールなどが缶(中身入り)を使ってスカラプチャーを作るコンテスト。

主催はCANSTRUCTION(リンク)。CONSTRUCTION(コンストラクション)をもじっている。
飢餓を無くそうと言う運動の一環で、これらの缶詰は寄付される。

ちょっと見えにくいかも知れないが、STOP HUNGER(飢餓をなくそう)と書かれている。



気球。上手に積み重ねたものだ。


シャネルなどの高級ブランド点が並ぶエリアには、大きなバッグが。


ちょっと分かりにくいが、カンフーパンダ。



このキティーちゃんはかなり完成度が高い。
調べたところ、約6800個の缶詰が使われているらしい。


 作っている風景がYouTubeにアップされていた。



しかし、ここ数年のサンリオのアメリカでの展開はすごい。昔からハローキティーのキャラクターグッズはあったが、メキシコ人や少数のアジア人に売れている程度だったと思う。今は何もかも、どこに行っても色々なバージョンのキティーを目にする。

以前サンリオのオフィスを訪れた事があるが、リセプショんエリアに僕と同じぐらいの背丈のキティーちゃんがいた。あまり大き過ぎるのも・・・

何にしろ、慈善、広報、アートを上手に組み合わせた良い運動だと思う。

2011年9月23日金曜日

Haiku to Help Japan - by SOM

ピーターと共に以前デザイナーとして働いていたSOM (Skidmore, Owings & Merrill LLP) が、
日本救済の為に活動をしている事を今日知った。

俳句Tシャツなる物を作って販売してる。

アメリカ人も何となく聞いた事のある言葉 "HAIKU" を利用している所がアメリカ企業らしい。
利益の大小に拘らず、この様な活動をしてくれている事は嬉しいことだ。

HAIKU TO HELP JAPANリンク

2011年9月22日木曜日

沖縄料理屋さんにて

暫く更新してなかったので、ちょっと下らない話だけど。
昨日は夜のミーティングがキャンセルになったので、公私共に仲良くしてもらっているarthオーナーの栗原さんを誘ってちょっと飲みに行った。

普通の居酒屋は多少メニューや味が違っても、まぁ似た様な物が出てくるので、よそでは出て来ない物が食べられる沖縄料理屋が気に入っている。もっと日本の地域をコンセプトにした居酒屋が増えれば良いのに、と昨日も話していた。

いつも行く所ではなく、家の側に出来た新しいところに挑戦。
名前はハブ屋。店員さんは背中に ”マングースお断り” と書かれたTシャツを着ていた。


味はまぁまぁだったが、メニューの所々が面白くて、二人で吹き出してしまった。





”たこ焼きをあげて出す”。。。

ここだけ文章。。。?







”・・・のせてみたやつ” 

なに、このアバウトな感じ。


焼きました。





$5・・・


”焼きましたで~” って事?

”焼きました。それで、$5” って事?


オーナーさんに聞いてみたところ、毎日自分でメニューは変更していて、よく間違えて写真とメニューが合ってなかったりなど色々あるらしい。



”沖縄の人は大らかだから、小さい事は気にしないのよ~”

と笑っていた。

2011年9月3日土曜日

30年前の灯り

また自宅の書斎で探し物をしていたら、小学生の時に祖父から貰った小さなライトが出てきた。小学生って事は、もう30年位前か。以前ブログに書いたSEIKOの腕時計にしてもそうだが(記事リンク)、物持ちが良いらしい。

とりあえずオフィスに持って行った。


ちょっと写真がぼけてしまったが、懐かしい”ナショナル”のロゴが。”ナショナル”はパナソニックの前身で1918年に創立された松下電気器具製作所が立ち上げたブランドだそうだ(Wikipedia調べ)。創設者は言わずと知れた松下幸之助氏。

スイッチを入れても光る事はもうなかったが、なんだろう、この昭和のデザインに惹かれてしまい何としてもまた光らせてみたくなった。

中を開けてみると、これまた懐かしいナショナルのアルカリ電池が・・・液漏れしまくっている。


作りは簡単で、上部に豆電球とスイッチがあり、下の金属ケースに入る単三電池2本で点灯させる。問題は、電池ケースも豆電球も電池の液漏れのために白い粉と青さびで覆われていること。電球自体も切れていないか、また、スイッチが壊れていないかも確認しないと。



まず、電球を取り出し白い粉をやすりで削り落とした。ガラス部分の中を見る限り、フィラメントはまだ繋がっているので切れてはいない様だ。(注:アルカリ電池から漏れ出た液(水酸化カリウム)が固まると白い粉(炭酸カリウム)になり、触るだけなら緊急な害は無いらしいが、念のためきちんと手を洗うこと、と書かれていた。リンク


何度かの研磨の後に、クリップと電池を使ってまだ点くかをチェックすると、お、光った!
(注:使用する電池の種類によって、クリップが熱を得て熱くなるので、素手で触る時は注意が必要。)


赤い小さなレバーがスイッチなのだが、次はこれが壊れていないかをチェックするために、またクリップを使ってスイッチの金属部分に流電。これも、何度かの調節の後に成功!スイッチはまだちゃんと機能する。


と言うことは、電池ケースの底に入っている2つの電池を繋ぐ金属に問題があるのか。それを調べる為に、2本の電池の底をクリップで繋ぎテスト。


お、点くじゃん。


と言うことで、電池を繋ぐ部分の錆を削ったり、接触をよくする為にちょっと引っ張り出したりと調整を加えたりしているうちに、気が付くと小1時間過ぎていた。

時計を見ると6時15分。6時30分から会食があるので、着替えて早く出かけないと・・・。

確実にやばい。

これで点かなかったら今日はもう無理。でも途中で止めるのは性に合わない。頼む、点いてくれ、とスイッチを入れると。


点いた!

上部のプラスチック部分もやさしく光っている。





30年前の昭和の灯り。

オフィスのファイルキャビネットの上に、またお気に入りの物が一つ増えた。


そして、見事に会食には遅刻した。

Hiroki

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